日立コンシューマエレクトロニクスは、薄型テレビ「Wooo」の新モデル9機種を発表した。新ラインアップは、液晶テレビがHP07シリーズとH07シリーズで、プラズマモデルはH06シリーズ。HP07シリーズは、ダブルチューナー、内蔵HDD、iVポケットを搭載する録画モデルで、H07シリーズは、録画非対応モデル。HP07/H07/H06シリーズは、昨年4月に発売したH05/HP05シリーズの後継。従来のH05シリーズは、32V型までのラインアップだったが、今回、37V型のL37-H07が新たに追加された。

デジタルダブルチューナーを搭載する録画モデル「L32-HP07」

録画非対応モデルの「L22-H07」

録画にも対応するプラズマモデル「P42-H06」

昨年までの同社の液晶テレビでは、一部の低価格モデルを除き、IPSαパネルが採用されていた。しかし、IPSアルファテクノロジがパナソニック液晶ディスプレイとなったことで、2011年モデルで使用されているパネルは、モデルにより異なるようになった。L37-H07はIPSパネル、L32-HP07/L26-HP07/L32-H07/L26-H07はVAパネル、L22-HP07/L22-H07/L19-H07はTNパネルを採用する。L37-H07のみフルハイビジョンで、他のモデルは1366×768画素。また、いずれものモデルも、LEDバックライトを採用する(昨年モデルでは、26V/22V/19V型がLEDバックライトを採用、32V型はCCFL)。

Woooの特徴のひとつとなっている録画機能は、昨年モデルから変更されておらず、HDトランスコード/トランスレート技術「XCodeHD」による、最大8倍のハイビジョン長時間録画(TSX8モード)に対応する(フルハイビジョンは4倍まで)。なお、HP07シリーズでは、内蔵HDDの容量が、従来の250GBから320GBに増やされている(HP06シリーズは250GB)。また、液晶モデルの内蔵チューナーは、デジタル放送のみとなった(プラズマモデルにはアナログチューナーも搭載)。

ネットワーク機能も従来同様充実。「アクトビラビデオ・フル/ダウンロード」、「テレビ版Yahoo!JAPAN」「ビデオdeメール」「メッセージボードサービス」に対応するほか、DLNA機能を装備する。DLNA機能は、録画モデルではサーバー/クライアントの両方を、録画非対応モデルでは、クライアントのみを搭載する。

シリーズ名 方式 画面サイズ 型式 発売時期 価格 推定小売価格
HP07 液晶 32V型 L32-HP07 2月上旬 オープン 11万5,000円前後
26V型 L26-HP07 9万5,000円前後
22V型 L22-HP07 2月中旬 8万5,000円前後
H07 37V型 L37-H07 3月上旬 13万円前後
32V型 L32-H07 2月上旬 9万5,000円前後
26V型 L26-H07 7万5,000円前後
22V型 L22-H07 2月下旬 6万5,000円前後
19V型 L19-H07 5万5,000円前後
H06 プラズマ 42V型 P42-H06 3月上旬 15万円前後